μ-X360J ポータブル型X線残留応力測定装置
特 長
世界で初めてcosα法の製品化に成功し、小型・軽量・高速・高精度・低価格を実現した装置です。
公益社団法人日本材料学会の
「cosα法によるX線応力測定法標準」に対応しています。
- 残留応力、半価幅、残留オーステナイトの測定ができます。
- 回折環を2次元で全て取得できます。
- 粗大結晶、配向など結晶レベルの情報を確認できます。
- 低出力(30kV、1.6mA)のため安全です。
- セッティングが容易でどなたでも正しい測定ができます。
- ユーザーにて管球交換ができるため、1台で多種の測定対象物を測定できます
(Cr、V、Mn、Cu、Co)。
- 小型・軽量で持ち運びが容易なため測定場所を選びません。
- バッテリを使うことで電源のない場所でも使用できます。
使用例
- 輸送用機器(鉄道、自動車、船舶、飛行機など)、軸受け、鉄鋼、重機、電力関係、表面改質など幅広い産業分野
- 国内外の大学、公的研究機関
- 加工後の寸法変化、溶接部の亀裂、熱処理の割れ、処理後の強度不足などの課題解決
- 工程改善、品質管理、歩留まり向上、設備の耐久性の把握、インフラなどの余寿命診断など
TECHNICAL DOCUMENT
カタログダウンロード
μ-X360J
紹介動画
PULSTEC VIDEO
オプション
◆遮蔽BOX
X線を完全に遮断するための専用BOXです。
インターロックが付いているので遮蔽BOX内での使用であればX線作業主任者の資格は不要です。
◆アーム取付用マグネットスタンド
底面が強力なマグネットとなっているため容易に本体の位置決めができます。
フレキシブルに位置調整ができX/Y軸共に50mmの微調整も可能です。
◆キャリングケース
装置を運搬、保管する際に使用する専用ケースです。
◆電解研磨機
応力に影響を与えず金属の表面を研磨することができます。
表面だけでなく深さ方向の残留応力を測定したい場合に使用します。
その他、測定対象物によって多様なオプションを用意しています。
海外導入実績